当流派の柔拳法は、武田流の拳法柔術の技法に、多年の研究を加え、伝来の特長を生かしつつ現代的に改良された拳法です。
単に突きや蹴りにとどまらず、投げそして関節技と、攻撃の方法もバラエティに富んでおり、 当流派の武道の中でも他のものにない、
速さと豪快さが特徴です。
空手など他の打撃系武道と異なるのがこの点になります。投げ・関節技は合気の技法を取り入れています。
なお、他の道場ではまだまだ比較的少ないものの当道場では、毎週1回少年部の柔拳法も行っております。
柔拳法の試合では、"組拳乱取"が行われています。双方とも拳・甲(足)にサポーターをして互いに攻撃を行います。
特にサポーター以外の防具はないため、上段については触れ当てまで、また中心線への攻撃の禁止などルールはありますが、
中・下段(但し下段の折蹴は禁止)については、これに限らず、相手にダメージをあたえて1本をとることも認められています。
もちろんその攻撃は突き・蹴りばかりではなく投げ技や関節技なども認められているため、安易に間合いを詰めて打ちあう・
突きあうような試合運びもできないのも特徴です。
昇級審査:
毎月あるいは指定月の月末などに実施されています。8級から始まり1級まであり、
各レベルにおいて決められた技を習得しているか否かを審査の上、昇級を決定します。
昇段審査:
千葉道場などで実施される千葉連合主催の昇段審査、および本部道場で実施される昇段審査などにおいて、
組拳乱取により3試合を行い、その勝敗により、さらに形審査へとすすみ、その結果において、昇段が認められます。